普天間問題への僕の思い

田原総一朗です。
何人もの人から
「田原は鳩山首相や官邸を批判しておいて、
急に、マスコミが批判すると
それを批判しだしたのはおかしい」
と、ご意見をいただいた。
率直に言うと僕は、
普天間基地の移設問題で鳩山首相は
本当は昨年のうちに沖縄へ行き誠意を持って謝罪し、
沖縄の人々と何度も話し合うべきだったと思う。
少なくとも、3月までには是非、沖縄に行くべきであった。
5月決着と言ってるのならば、これが限度であった。
だから僕は、
普天間問題で鳩山首相、並びに官邸や担当大臣たちも
きわめて厳しく批判した。
5月4日に鳩山首相は沖縄訪問した。
首相になって初めてである。
あまりにも遅すぎる。
翌日、新聞各紙は鳩山一行の沖縄訪問を手厳しく叩いた。
朝日新聞から産経新聞までが競いあうように叩いた。
それを見て僕は違和感を覚えた。
僕も叩いたのだが、
各新聞が一様に叩いているので、
これは危ないと思った。
論調が一様になるとこれは危険だと感じる。
反対の立場に立たねばと思うのである。
各新聞はそれぞれ普天間問題を
いかにすべきかを主張すべきである、と思った。
なぜ主張しないのだろう。
主張するのを恐れて、
批判に逃げているのではないかと感じた。
そこで、僕なら一体どうすべきなのか、
と言うことを考え、5月8日鳩山首相に会いにいった。
僕は、鳩山首相になぜ3月以前に沖縄へ行かなかったのかと聞いた。
なぜ、徳之島の15000人の反対集会の前に
徳田さんに会わなかったのかと聞いた。
鳩山首相の回りのスタッフがその必要がない、
と鳩山首相を止めたようだった。
5月4日の沖縄訪問も反対したようだった。
本当に遅すぎる、甘すぎると思う。
事態は深刻だと思う。
だけど、ここからスタートするしかない。
奇策も妙案もない。
更に言えば、奇策、妙案の必要はない。
僕は、鳩山首相に
「普天間問題が上手くいかなければ
辞めればいいと思ってるとすれば
それは無責任だ」
と言った。
鳩山さんが辞めても、誰かがやらねばならない。
鳩山さんが係わりを作ったのだから、
鳩山さんにはやりきる義務と責任がある。
僕は鳩山さんに普天間問題と抱き合い心中するべきだと言った。
抱き合い心中とは、政治生命をかけて、必死に取り組むことである。
鳩山首相はわかりましたと言った。
それにしても民主党の大臣や議員達が
みんな普天間問題から逃げている。
民主党の議員たちは、
まだ、政権政党になったという意識がないのではないか。
野党ならば正論を言い、嫌な事はやらなくてもいいのだが、
政権政党は嫌な事でも難しい事でも或いは国民から嫌われても
やるべきことはやらなくてはならない。
政権政党としての意識がかけているようだ。
鳩山さんに厳しい事を言いながら、
僕は、いささか同情した。
さて、5月15日(土)午前10時~
「激論!クロスファイア」は、
「民主にも自民にも異議あり!
“新党”が目指すものとは!?」
をテーマにお送りいたします。
ゲストは、
舛添要一(新党改革・代表)
浅尾慶一郎(みんなの党・政策調査会長)
園田博之(たちあがれ日本・幹事長)
齋藤弘(日本創新党・政策委員長)
以上のみなさんです。
第三極の4党の党首や幹部が勢ぞろいします。
・なぜ民主党ではダメなのか。
・なぜ自民党ではダメなのか。
・彼らは一体、何をしようとしてるのか。
とことん聞きます。
どうぞお楽しみに!
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